今日は、朝から雨が降る中で　理容組合の理事の皆さまに　ある想いを聞いてもらう為に伺いました。とても緊張しまがら。ある想いとは。私たちの活動は、地域密着型・余暇支援の活動を　１７年間行って来ました。その中でも理容店に行きたくても「ハサミなどが　当たる感触が苦手」「バリカンの音が苦手」「周囲の方に迷惑をかけちゃうかも」「車椅子でも　いいのかしら？」などの理由で　ドキドキして足が運べないでいます。そして、自宅の風呂場で　お父さんやお母さんが切るようになるです。または、元特別支援学校の先生が　自宅に呼んで「床屋の会」を作って行っていたりします。どちらの方法も頑張っていますが　やはりプロとは違い段取りが悪かったりして時間がかかるんですね～。そんな訳で　ますます苦手なのに時間がかかる中で「我慢する頑張りの気持ちが持たなくなるのです。」そして、思わず体が動いてしまいます。それを、止める為に格闘しながらカットをする為に　ガタガタな頭になるんですよ。そんなこんなで、スッキリしない気持ちにもなるんだと思います。そんな

ことがないようにと。ゆっくりと、お母さん方を説得しながらも　行ける理容店に足を運んで　よく説明してから親子と一緒に通いました。

私たちも　月１回　理容店に行ってカットしてもらうだけで「気分が変わったり・・スッキリと」「新しい自分になったような気持ち・・リセット出来た」「オシャレになって・・ハッピーに」「隣人からヘアースタイルを誉めてもらいって・・存在感を感じて・・ルンルンに」そんな様々な気持ちを味わった経験があると思います。障がいを持った方も同じ気持ちを誰しも持っているのですね～。ですから　これも「余暇」です。そんな「理容店に行く為の余暇支援」を行って来た中で。一つの疑問点にぶつかりました。それは、「障がい者の方がレンタル出来る情報（介護用ベット・トイレ・車椅子・介護用品）などと同じ様に　すぐに情報が手に入るのだろうか？さっそくインターネットで調べてみるがなく。市役所の福祉課や社会協議会に問い合わせてみましたが　係りの方からは「障がい児・者の方が利用できる　理容店や美容店の情報はありません」との回答でした。ほ～そうなんだと。気を取り直してあらゆる本屋に・・・ない・・なぜ？ホテル・旅行・オシャレな店・料理など情報誌は沢山あるのに・・なぜだ？と　　ますます　疑問が・・そして、現在　理容店に行けている方も　何かの理由で店が無くなったりしたり　お引っ越しをして新しい土地に住んだ時に住んだ時にどうやって情報を手に入れるんだろう？と思ったりして。

そんな障がいがあっても気軽に行ける「理容店の情報誌」があったらいいのになぁ～と。そんな　想いを込めての資料作りをしました。（もちろん　私たちの一方的な気持ちや想像だけでなく、障がい児・者の方たちの気持ちの聞きとり調査を充分に行いましたよ。）

そして、理容組合に事前にアポを取りまして　いざ！理事会の場に参加できました。理事の方は、（１４名）です。皆さんどなたも、私たちの活動や理容店の情報誌の必要性などを熱心に最後まで聞いて下さいました。有難うございます。

そして、どの理事様からも、沢山の様々な温かいアドバイスや励ましの言葉などをもらいました。とても　嬉しく感激しました。理容店（２１００店）に、アンケート用紙を配布してもらえるようになりました。有難うございます。

本当に、長い１日でしたが・・・感謝の気持ちで一杯になった１日でしたよ。

さて、明日からも・・コツコツと・・