今シーズンのインフルエンザで流行の中心となっているA香港型のウイルスは、ほかの型に比べ、幼い子どもで重症化し脳症で死亡するおそれがあります。
専門家は、けいれんが起きたときには状態をよく観察し 医師に伝えてと呼びかけています。
幼い子どもの重傷化のサイン「けいれん」があります。
けいれんには一過性の「単純型けいれん」と、それ以外に「複雑型けいれん」があります。「複雑型けいれん」の場合、死亡したり後遺症が出たりする恐れがのある「脳症」を起こしている事があり 特に要注意です。
けいれんが 15分を超えて続く 繰り返し起きる 体の左右ばらばらにおきるとき
また 症状が治まったあとも意識がはっきりしないときは複雑けいれんが疑われます。
医療機関には脳の画像検査を行って対応を検討することになるので けいれんが起きた状態をよく観察して伝えてほしいと呼びかけています。
子どものけいれんに詳しい多摩北部医療センター 小児科の小保内俊雄医長は「子どもが起きた場合は 窒息しないよう衣服を緩めたうえで けいれん時間や回数を確認してほしい。インフルエンザかどうかわからなくても 熱があってけいれんが起した場合 脳症のおそれがあるので すぐに医療機関を受診してください。」と話しています。
みなさん 手洗いやうがいをしっかりしましょう。渡辺
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