今日も元気にプール指導でした。そんな中で こんな出来事がありました。
いつものように E君はお母さんと駐車場から小走りにプールにむかってきます。
その姿が 室内プールから見えるのです。その姿から「ワクワク感が伝わってきます。そんなE君を迎えるために玄関にでると E君は 私と目を合わせようとしません。そして 「お母さん 早く言って 早く」と何かを要求するのです。
「なにかなぁ~お母さん」とE君に尋ねるように声かけして お母さんに尋ねると「あの~今日は 背泳ぎは手を放してもいいけど 急がないでねと言ってほしんです。」「なるほど わかったよ。じゃ~ 慌てないで泳いでね」と切り返すと「うん!わかったよ」と靴を脱いで更衣室へ
更衣室にはいると 洋服を脱ぎながら 今度はまた ちらちら私の顔を見ながら
着替えているのに「どうしたの」と尋ねると「あのね 先生 ホントはね」と言いながら 私の耳元で「先生に会いたかったの 楽しみにしていたの」と伝えてくれたのです。
「そう!ありがとう 先生も楽しみにしていたよ」と伝えると「ホント じゃ~行こう」とプールへ その後 元気に練習をしました。
E君らしい泳ぎができました。そして 「先生 またね」と元気に帰りました。
その姿を見ながら 人は誰も何かにチャレンジする中で どんな気持ちでいるのかを知っててほしいのです。そして「ドキドキ ソワソワ」する気持ちもあるし「出来る様になりたい向上心」もあるのです。どちらの気持ちを本当の気持ちなのです。その気持ちを受け止めてほしいし 寄りそい励ましてもしいのです。私たちもないですか そんな気持ちが存在しませんか。
私は よくわかります。だから これからも 沢山 溢れる気持ちを包むように受け止める「やり取り」できる指導を展開して行きたいと思います。
明日も 楽しみです。ワタナベ
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Eくんの母 (金曜日, 22 11月 2013 00:34)
「上手になりたいんだ、先生の事好きなんだ、でも背泳ぎは少し怖くてドキドキするんだ」きっと伝えたかった言葉だと思います。
「プール行く!」「プールお休み!」には色んな思いが詰まってるんですね。
自分の思いを受け止めてくれたという喜びからでしょう。更衣室から出てきたときの表情がキラキラしてました。
どんな時でも「しない!イヤだ!」の裏には色んな思いがあって この言葉になってるんだということ。
複雑な思いに優しく寄りそってあげれるようにいつも心がけておきたいなと、改めて思った日でした。
今日の経験は 本人の自信につながっただろうし、私にとっても改めて勉強になりました。
先生、ありがとうございます。