H君との出会いは 1年半前からです。H君は 以前 ジャックの樹のプールに来る前は他のプールへ行ってました。しかし そこでは 背泳ぎが出来ないので2人がかりで無理やりに背泳ぎの体制にしたそうです。そして 抵抗するのと張り合う力でバランスをうしないて「ドボン」とひっくりかえってしまったそうです。
それから ビートバンで泳いでいた事も出来なくなり 楽しかったプールが恐怖になってしまったそうです。
そして 笑顔が消えたのです。
それでも H君のお母さんは 以前のH君が楽しんでいた笑顔の姿を忘れる事ができませんでした。
それで プールに来るようになりました。
あれから1年半 何度も何度もびくびくする震える体と気持ちに寄り添い少しずつ励まし励ましながら行ってきましたし お母さんにも「大丈夫」と同じように伝えて来ました。
隣のコースでは 彼が気にする子供たちが練習しています。それを気にする気持ちも酌みながら取り組んで来ました。
そして この数回でビートバンで少しずつ泳ぐ事が出来る様になったのです。
そして 彼も笑顔ももとの笑顔ご見る事が出来たのです。
やはり 彼は「水・プールが好き」だったのですね。
一方的な関わり方が「恐怖心」を仰いでしまうのです。
出来るようになると出来なかった頃の気持ちを忘れてしまうのですね。
改めて考えさせられました。
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