今日 午前中からいい天気でしたね。
春休みも終わりに近ずいている中で!
床屋 チャレンジ!へ 親御さんと一緒に行ってきました。
ジャックの樹では プール指導の他にも普段の日常生活に必要な取り組みを一人ひとりにあったスタイルで支援しています。なかなか 床屋に行けない!その理由は 以前 行ったけど断られる経験やらじっと座れないんじゃない ハサミで肌を切っちゃったらどうしよう。バリカンの音・人込み・店員やその他のお客さんへ迷惑になるのではと様々な理由があります。
今日もそんな心配も持ちつつも~その心配の傍らには希望的な(スッキリしたい・床屋へいってみたい)親御さんもいつもプロみたいにカット出来ないでシックハックしながら苦労している時間が楽になりたいそんな願いがあると思います。
私も施設職員の経験の中で 沢山 床屋でも辛い経験があります。
だからこそ いいタイミングで 床屋チャレンジなのですよ~
では どんな感じで チャレンジしたでしょうか
この店 20年前から通いながら見つけた店です。
座る台数も多く 店員さんの人数も多いので回転も速い
特に 受け入れが柔らかいのですよ。
ほんのちょっと緊張して「いやだよ~」と半べそ
「いやだけどね。きっと気持ちいいよ~ほら 周囲の方は泣いてないし 本を読んだり
寝てたり気持ちいよ。」と彼の苦しい気持ちだけを意識させないで 周囲の様子を見せるなかで苦しさの焦点を帰るのです。
「はい!僕の番」と呼ばれた時 また「いやだよ~」と言いましたが「いやいや~って言いながら行こうよ」と軽く彼の背中を押しながら座席に
カットされながらもブツブツ言いながら進みます。
ブツブツ言っていいんです。「そんな事 言わないの」なんて拒否しないで「そうだよね~でも 気持ち良くなるから」と共感しながらも目的を教えるのです。
その繰り返しの中で 彼のはじめに硬く力の入った体が緩みだしました。
何かを感じ始めました。
彼の力が抜けて言葉も穏やかになり カットしている店員さんとも会話しているのです。
定員さん「ハサミで切っている時は 動いた方がいいでしょうか 動かない方がいいでしょうか どっち?」・・・「動かない」 「そう!正解」と赤点先生のような方式での会話のやり取りで楽しんでいます。
私がカメラを向けると「は~い 取りますから動かないで」と余裕の言葉も。
周囲のお客さんも定員さんも 切り始めの時と慣れ出した時の様子の変化に苦笑いでした。そんな 暖かく見守る周囲の力にも感謝ですね。
はじめから「出来ない」決めている姿勢と「きっと出来るよ」と彼が「いやだ!いやだ!」と言っている気持ちも認めつつも行う姿勢では大きく違いがあると思いました。
サッパリした姿を鏡で確認して 何度も見ていました。いい表情ですね~
なんと「 普段は 人からアメなどもらわないのに」とお母さんの驚きの発言
そうなんだ・・・きっと あれはアメではなく 彼の中では金メダルなのでは!
本当に 良く頑張りましたね~
お母さんも有り難うございます。私は タイミングをみてはお誘いします賛同して下さらなかったら出来ない事なのでね。よかったです。
やはり 葛藤は「人を育てる力を産むのです」良いタイミングを待つ事も大切なのです。
私は こんな支援を地道に続けて参ります。
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佐藤 (木曜日, 07 4月 2016 04:47)
昔から床屋の話しは聞いてました。ても こんな感じの取り組みをされていると安心しました。
親子連れでも他のお客様の事を気にしてしまいます。
しかし 幸せそうですね。