ある青年とのプールでのこと
高等部になり自習が増えてもプールで
気持ちを発散しに来てくれる青年
彼との付き合いも15年・・・長い付き合いなのです
彼が小学部になり いつの日か「しりとり」が好きになり それを人とのコミュニケーションとして遊びながら利用しています。そんな中でのこと
いつものようにプールで 何のかんのと泳ぎの練習をしていると
その近くに 何か不機嫌そうな50代くらいの男性が泳ぎもしないで立っていました。見るからに 目が吊り上がり口元はムーの字
私は あまり近づかないように青年を避ける方向へ進路変更をしていると
突然 不機嫌そうな50代くらいの男性が「手が当たったぞ!」と強く訴えてきました。
私はすかさず「すみません」と謝ると
「なんで お前が謝るとか こいつの手が当たったんぞ こいつが謝らんか」と
私も「彼は ハンディが・・」と伝えようとしたら「そんなん 関係ない 謝らんか!」
と少し強い口調になったので しょうがない「○○君 手がおじさんに当たったんだって
誤ろうね」と促すと ○○君「ね!猫・・こ!・・こま・・ま!・・まり」としりとりモードに突入・・・・ありゃ そこで しりとりかいと思い 参ったと思案していたら
怒ったおじさんが呆れた顔して「あ~ 話しにならん」と言って立ち去ろうとしたときに
○○君「話しにならん ん!が付いた 負け!!」と嬉しそうに
その光景を周囲の常連着が笑いながら「僕の勝ち 僕の手は 当たってなかったよ 君の勝ち」と言われてルンルンの笑顔
私も得意の「しりとり」で難を乗り越えた彼の力に乾杯でした。
プールは いろんな気持ちを抱えた方も来ますが それをびびるなら何も出来ませんね
社会の中 地域の中で暮らすことはいろんなドラマがあるから楽しいのです。
それでも 必ず誰かが見てくれているのです。
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